約 848,652 件
https://w.atwiki.jp/eirei/pages/39.html
クサンティッポカルタゴ(出身はスパルタ)????~????(前3世紀)統率:B 武力:B 政治:C 知力:C 文化:E 魅力:D--------------------------------------------------------------------------------スパルタ人の傭兵隊長。前256年にアフリカで冬営する執政官レグルスを対処するために雇われた。彼は、まず、カルタゴ兵を訓練し、冬営するレグルスを打ち破った。しかし、その後は、必要なくなったとして解雇される。 ギスコ(ジスコーネ)カルタゴ????~????(前3世紀)統率:C 武力:D 政治:D 知力:D 文化:D 魅力:D--------------------------------------------------------------------------------カルタゴの武将。スペインのハスドルバル、マゴに次ぐ軍団の指揮官。スキピオと戦い、ベクラ、イリパの会戦で敗れ、アフリカでもコルネリウス陣営地で敗れた。ザマの会戦後、カルタゴはローマとの講和に向かったが、彼は反対し演説を行なった。しかし、その壇上からハンニバルに引きずり下ろされた。 ハスドルバルカルタゴ????~前221統率:B 武力:C 政治:B 知力:C 文化:B 魅力:C--------------------------------------------------------------------------------カルタゴの将軍。ハミルカルの副官で、娘婿。ハミルカルに随行し、イベリア半島に移住し、植民地化を進める。ハミルカル死後、スペインの総督となり、ローマともエブロ河を境界にした公約を結ぶ。カルタゴ・ノヴァ(カルタヘーナ)を完成させるが、侮辱したガリア人に殺される。 ハスドルバル・バルカカルタゴ????~前207統率:C 武力:C 政治:C 知力:C 文化:C 魅力:C--------------------------------------------------------------------------------カルタゴの将軍でハンニバルの次弟。スペインの防衛を任されており、コルネリウス兄弟を撃退した。スキピオがスペインに派遣されると、兄と同じようにアルプス山脈を越え、イタリア入りを果たした。しかし、メタウロの会戦で、執政官リウィウス、クラウイディウス・ネロらに敗れ、その首はハンニバルの陣営に投げ込まれた。 ハミルカル・バルカカルタゴ????~前229統率:B 武力:B 政治:B 知力:C 文化:C 魅力:C--------------------------------------------------------------------------------カルタゴの将軍。ローマとの間に、第一次ポエニ戦争終結の講和を結ぶ。戦いには参加できず、交渉で費やされた。その後、国内の反乱を鎮圧する。植民地スペインへ移住し、カルタゴ・ノヴァ(カルタヘーナ)を建設するが、完成前に戦死する。ハンニバルの父親。 マゴカルタゴ????~前202統率:C 武力:C 政治:C 知力:C 文化:C 魅力:C--------------------------------------------------------------------------------カルタゴの武将。ハンニバルの部下として主要な戦闘に参加し、カンネーの会戦では、右翼のカルタゴ兵を率いて包囲を成功させた。ザマの会戦で傭兵部隊を指揮していたが、そこで戦死する。 マゴ・バルカカルタゴ前243~前203統率:A 武力:A 政治:C 知力:C 文化:D 魅力:C--------------------------------------------------------------------------------カルタゴの将軍でハンニバルの末弟。兄ハンニバルに従いイタリア入りし、トレッビアの戦いで活躍、カンネー会戦の戦勝報告に帰国後、スペインの戦線を担当する。しかし、ベクラ、イリパの会戦でスキピオに敗れ、カルタゴに戻る。その後、ハンニバル支援のためにジェノヴァに渡るが、重傷を負いすぐに死んでしまう。
https://w.atwiki.jp/bokuserve/pages/678.html
【元ネタ】史実 【CLASS】ランサー 【マスター】 【真名】クィントゥス・ファビウス・マクシムス 【性別】男性 【身長・体重】172m・65kg 【属性】秩序・中庸 【ステータス】筋力D 耐久D 敏捷D 魔力C 幸運B 宝具B 【クラス別スキル】 対魔力:C 第二節以下の詠唱による魔術を無効化する。 大魔術、儀礼呪法など大掛かりな魔術は防げない。 【固有スキル】 カリスマ:D 軍団を指揮する天性の才能。団体戦闘において、自軍の能力を向上させる。 カリスマは稀有な才能で、戦時限定のリーダーとしては破格の人望である。 第二次ポエニ戦争のほぼ全ての期間において、共和制ローマの主導者としてハンニバルに対抗した。 仕切り直し:D 戦闘から離脱する能力。 心眼(真):C 15年に渡って戦時の祖国を率いた事によって培った洞察力。 窮地において自身の状況と敵の能力を冷静に把握し、その場で残された活路を導き出す“戦闘論理” 逆転の可能性が数%でもあるのなら、その作戦を実行に移せるチャンスを手繰り寄せられる。 ファビウスの場合、戦略や政略においてもこの効果が発揮される。 戦闘続行:D 持久の覚悟。 外傷による戦闘判定へのペナルティを軽減する。 破壊工作:D 戦闘を行う前、準備段階で相手の戦力をそぎ落とす才能。 ランクDならば、相手が進軍してくる前に一割近い兵力を戦闘不能に追いこむ事も可能。 ただし、このスキルが高ければ高いほど、英雄としての霊格は低下していく 【宝具】 『損耗強いる護国の盾(スクトゥム・ロマエ)』 ランク:B 種別:対軍宝具 レンジ:0~10 最大捕捉:100人 徹底してハンニバルとの決戦を避け、“ローマの盾”と称えられたファビウスの戦いの象徴。 自身も含めたレンジ内に存在する味方への攻撃の命中率と攻撃力にペナルティを与える。 また、レンジ内に存在する敵の体力や魔力の消費量と消費速度を倍増させる。 この宝具は常時発動型である為、ファビウスのマスターによる潤沢な魔力供給がないと、その真価を発揮できない。 【Weapon】 『無銘・投槍』 ローマ軍の歩兵が用いた投槍。近接戦にはあまり適さない。 【解説】 共和制ローマの軍人であり政治家。第二次ポエニ戦争における活躍から、“ローマの盾”と称された。 経験豊富な政治家であった彼は、第二次ポエニ戦争において議会から独裁官に任命され、ハンニバルへの対処を担う事となる。 ファビウスは故郷を遠く離れ、カルタゴ本国からも支援を受けられないハンニバルは兵站が弱点と看破し、徹底して決戦を避けた持久戦を採用する。 この戦略はハンニバルによって略奪される地域の住民や兵士ら、さらに元老院から多くの批判を招き、一時は軍の一部の指揮権も手放さざるを得ない状況にもなった。 しかし、カンネーの戦いでハンニバル軍によってローマ軍が殲滅された事により、ファビウスの戦略こそが最善である認められ、その後はローマの主導者として第二次ポエニ戦争を戦っていく。 紀元前203年、大スキピオによるカルタゴ本国侵攻によって狼狽したカルタゴ政府によってハンニバルは故国に戻る事となり、ローマ本国は遂に仇敵を領土から追い出す事に成功。 同年、ハンニバルの退去を見届けるようにしてファビウスはこの世を去る。彼の葬儀は、ローマ市民が出し合った金で行われたという。
https://w.atwiki.jp/wiki7_vipac/pages/277.html
雫の元に、クレストから新しい依頼が舞い込んできた。 専属として、命令的な役割の『任務』とは違う、正式な企業としての『依頼』 つまり、専属ではないレイヴンでも受けることが出来るものである。が、なぜそれが専属の元に舞い込んでくるのか。 依頼の詳細を記したメールをよく読むことで、それは解決する。そこには、こう書いてあった。 『僚機を雇うことを許可する』 専属レイヴンをもう一人派遣するでもなく、僚機を雇う。受ける側が自由に僚機を選ぶことが出来るのだ。 なぜこのような形で依頼を寄越したのか。疑問点でもあるが、あまり探るのもよろしくはないだろう。 (クレストに信頼されているが故か……それとも……また別な何かか……) 裏があると予想するのも、当然のことか。しかしこれは依頼だ。受諾しないという選択もある。 たが、受諾するという選択もあるのだ。見れば、依頼内容はミラージュへの攻撃だった。 ある地点を通過する、ミラージュの輸送部隊への攻撃。それと同時にそこを防衛する防衛部隊の撃破。 確かに、一機で行うには多少面倒な内容でもある。輸送している物資の内容によっては、防衛部隊の規模もある程度予測可能だ。 僚機を雇うことを許すと言うならば、恐らくはそれなりの戦力が迎え撃つと予測すべきだろう。 一体何を輸送していると言うのか……まぁ、たかがクレストのレイヴンには関係ないが。 (しかし……僚機か……) レイヴンになって結構経つが、自ら僚機を雇うといった経験が無い。 任務はほとんど単独で行うものばかりだった。そういったものばかり回してもらっているとも言えるが。 (そもそも……どんな僚機を雇うべきなのか……) と、ここであることを思い出す。依頼に適した僚機を雇うことは大事だが、依頼に適するよう姿を変える者でもいいのではないか。 (……気が進まないけど、あいつが適任かもね……) そう思い立ち、メールを作成する。適当にそれっぽい内容を書き連ね、送信した。 あの男なら、どんな内容でも食いつくだろう。なんとなく、そう思っていた。 「で、具体的に俺は何をすればいいんだ?」 さすがハンニバルと言うべきか……本当にあっさりと食いついてきたわけで。 おおよその旨をメールに記し、送信したところ、その日の内に二つ返事でOKが返ってきた。 こうもあっさりOKが返ってくるとは雫も思っておらず、正直引いた。 「私が防衛部隊の撃破……あなたが輸送機の撃墜ってとこかしら」 ここはクレスト本社ビル。ハンニバルも新規開発パーツのテストでよく訪れる。 今回は、依頼に関する資料を受け取りに来た。データではなく、紙の資料である。 ペラペラとページを捲る音が、本社の廊下に響く。 資料には、今回のターゲットとなる輸送機の外見と、防衛部隊の構成が記されている。 「っつーことは長距離射撃が出来なきゃきついか」 いつものように煙草を吹かしながら、ハンニバルはそう言った。 雫のACは近接仕様型である。そして、それに見合った働きである防衛部隊の撃破が担当だ。 先程も雫が言ったように、ハンニバルの担当は輸送機の撃墜である。上空を通過する輸送機を撃墜するためには、長距離の狙撃が必要である。 ハンニバルは、どんな構成であろうとある程度扱える自信を持っている。 が、それもある程度のレベルの話だ。純粋に長距離狙撃が得意なレイヴンと比較すれば、無論劣るのである。 「そうよ。安心しなさい……私が邪魔な連中を消すんだから」 そう言って、ハンニバルへと資料を手渡す。煙草を丁度携帯用灰皿へ放り込んだハンニバルは、大人しくそれを受け取る。 「へいへい……ありがたいことで」 神妙な面持ちで、資料を捲っていく。会話は途切れ、沈黙したままに廊下を歩いていく二人。 沈黙を破ったのはハンニバルのほうだった。 「……随分と怪しい依頼だなぁこりゃ……」 その声に反応し、雫がハンニバルを振り返る。訝しげな表情をしたハンニバルが目に入った。 「怪しいって……あんたもやっぱそう思う?」 雫も薄々は感じているのである。 「まず、輸送機のルートだな」 そう言って、ページを捲る。そこには、今回の依頼で撃墜対象となっている、輸送機に関する事が記述されていた。 輸送機のルートなどの情報は、社内の特務機関が入手したのだろう。詳しく情報が記述されている。 「とりあえず、どう見ても最短ルートを通ろうとしている。危険な箇所も多いのに、だ」 言われた通り、輸送ルートは最短を取っているようだ。その途中には、襲撃を受けやすい場所もある。 それが、今回の作戦領域である。そこを通る瞬間に、輸送機を狙うといった作戦だ。 「そこまでして早急に輸送しなければならないもの……ってことよね」 積荷が何なのかはわからない。が、恐らくクレストとしてミラージュには渡って欲しくないものなのだろう。 「まぁ、中身までは俺たちが知る必要も無いだろう……知ったら消されたりしてな」 嫌な冗談はやめて欲しい。 「何にせよ……与えられた仕事をこなすだけよ。相手が何だろうと、関係ないじゃない」 雫は、歩く速度を上げる。見ると前方にはエレンが待っていた。 小さく手を振って、迎える。二人の様子を見て、ハンニバルは心の中で溜め息を吐いた。 (こうしてれば……ただの女の子なんだがな……) 彼女はレイヴンだ。 復讐のための翼を持った、大きな鳥。 鳥たちは羽ばたく。 誰の為でもない。 己の為に。 戦いに身を投じようとも。 ただ傍観者になろうとも。 鳥たちは羽ばたく。 己の為に。 どんな鳥でもそれは同じ。 それは、鳥たちが抱く宿命。 それが、鳥たちの綴る物語。 淡く輝く月が地上を照らす。辺りは薄闇に覆われている。 クレスト本社に併設された空港。そこに、ACが搭載された輸送機が二機。 「わかってると思うけど、失敗したら許さないからね」 パイロットスーツを着た少女が、隣の大男に告げる。本来なら、その上下関係は逆であるはずなのだが。 彼女の性格と、男の性格が織り成す絶妙な関係こそ、二人には丁度良かった。 「わかってるって。俺様の腕を甘く見るなよ」 大きく口を開けて笑う。雫はつい、耳を塞いでしまう。そんなやり取りはいつものことだった。 二機の輸送機の前に立ち止まる二人。一瞬月を見て、少女が口を開く。 「……Good Luck」 一発、お互いの拳をぶつける。 それぞれの輸送機へと、乗り込んでいった。 夜は、これからだ。 そして、幻想的な月が佇む空へと二羽の鳥が飛び立った。 『間もなく、作戦領域へ到着します』 輸送機内で仮眠を済ませ、作戦へ臨む。作戦目標は、敵輸送機の撃破である。 先程より闇は深まり、視認はより困難になっている。 だが、作戦領域においては周辺の明かりでなんとか視認可能な状態にはなっていた。 雫の機体には暗視スコープが搭載されていない。そのため、暗所での行動には支障が生じるのだ。 (助かったと言うべきか……いや、そうでもないか) 完全なる暗闇のほうが奇襲をかけやすいのは当然である。 だが、ある程度明るくなっている以上、奇襲は困難になってくる。 『輸送機もこれ以上近づくことは出来ません。レイヴン、どうすればいい』 輸送機のパイロットからそう通信が入る。 ここで降ろしてもらい、自力で接近するしか方法は無いようだ。 『いいわ。ここで降ろして』 通信機へ向けてそう告げる。程なく、『了解した』と返ってきた。 『投下する』と一声発し、ACが投下される。鈍い音を立てて、大地へと脚を下ろした。 『こちらインペリアル、通信はOK?』 計器を見つつ彼方此方を操作し、そう問う。ハンニバルからはすぐにOKの返事が返ってきた。 作戦領域は、切り立った崖の向こう側にある都市の屋根。遠目から見ても、既に防衛網が張り巡らされているのがわかる。 それでいて、崖からはかなりの距離があるように見えた。 『エネルギー持つかしら……』 高出力のブースターを装備しているため、若干不安が頭をよぎる。 『ま、大丈夫だろ。攻撃されない限りな』 そう言って、先へと進む。崖のギリギリに立ち、前方を見据えた。 ハンニバルには、既にロック可能な距離である。だが、まだ攻撃するわけには行かない。 『急がないと、輸送機が来るわ』 声に焦燥の色が見える。 『わぁーってるよ。俺が先に行って囮になるから、お前はすぐ後ろで攻撃を防げ』 ハンニバルはそう提案する。ハンニバルのACのほうが重装タイプであるため、それが得策だろう。 『わかったわ』 雫もそれに納得し、相槌を打つ。それと同時に、突撃のスタンバイへと移る。 『それじゃ行くぜ……!!』 激しいチャージ音と共に、オーバードブーストを始動させる。 それと同時に雫が前に出た。 緑の閃光を噴出しつつ、猛スピードで崖を飛び越えるハンニバルのAC。 防衛部隊もそれに気を取られているようで、雫のACへの反応が遅れる。 『おらおらおらぁぁぁあああああ!!』 雄叫びを上げ、腕に装備されたバズーカとマシンガンを乱射する。 ある程度掃除したところで、雫のACが都市の屋上へ到着した。 『さすがね』 短く告げて、走り出す。視界に飛び込んでくる敵をそのブレードで切り刻み始めた。 『輸送機が見えてきたわ。ハンニバル、迎撃を』 大人びた声が響く。どうやらハンニバルのオペレーターのようだった。 その声を聞き、手筈通りの位置へと移動する。肩に担がれたキャノンを構え、闇に染まった空を見上げた。 その背中を守るように、雫が周辺のMTを切り刻んでいく。 『頼むわよ』 『OKOK!!』 ほんの少しのそのやり取り。互いを信じ、互いの為に動く二人。 その二人の前に、輸送機が見えてきた。 飛来する輸送機を順当に破壊していくハンニバル。 レーザーキャノンの閃光は、慈悲を知らず輸送機を貫いていく。 だが、このまま終わるはずも無かった。 『多勢に無勢……って奴か?』 輸送機から、2機のACが放たれたのである。 加えて、防衛部隊はまだ全滅していない。むしろ、増えている印象すら受ける。 『金かかってるわね……まぁ、人の事言えないけど』 敵ACのエンブレムには覚えがある。確か、ランク12位と10位だったはずだ。 『大層なメンツ雇ってるじゃない』 MTを含め、十数にも及ぶ防衛部隊が二人を包囲する。 これだけの数を揃えるのにいくらかかっているのだろう。まぁ関係の無いことではあるが。 『おいおい……俺のランクを忘れたのかお前は』 と、ハンニバルが小さく抗議の声を漏らす。 そういえば……この男はランク5位だったか。 『あぁ……そうだったわね。じゃあ、何も心配いらないわね?』 目の前のMTへと斬りかかる。開戦の合図だ。 それに呼応するように、ハンニバルも動き出す。 『少しは心配してくれると俺喜んじゃうなぁ~っと』 こんな時でも、こいつはいつも通りだった。軽く、ひたすらに軽く発言する。 それがこの男の性格であり、この男の信頼できる点でもある。 『無駄話はお終いだ』 『これ以上好きにはさせん』 2機のACがお決まりのセリフを吐く。 あまりにお決まり過ぎて、若干拍子抜けたぐらいだ。 『輸送機はどうする?』 と、ここで当然の疑問が浮かぶ。このままでは、残った輸送機が領域を離脱してしまう。 そうなれば、作戦は失敗になるだろう。ここでACを撃破したとしても、だ。 『最初から、失敗した場合は次のポイントで撃破するよう手配してあります。 気にせずにACを撃破してください。ちなみに、多少の減算も覚悟しておいて下さい。』 エレンがそう告げる。クレストも用意周到、と言うべきか。 (最初から私たちは失敗しても良かったわけか……) そう考えると何となく腹が立つが、この場は仕方が無い。 相手が金をかけて輸送している分、こちらも金をかけて撃墜するしかないのである。 『それじゃ……遠慮せずにやりましょうか』 冷酷な笑みを浮かべ、まずはMTから切り刻んでいった。 まさにギリギリと言うべきか……。各所から火花を散らせ、二機のACが佇んでいる。 『ちょっと……数が多すぎたかもね……』 声に疲労の色を含ませて、少女が呟いた。 『まったくだ……こんな戦闘するもんじゃねぇ……』 男も、かなりの疲労を抱えているようだった。 満身創痍と言えるほど、二人は消耗していた。 『疲れたわ……しばらく中で眠らせて……』 目を瞑り、少しの間だけ夢の世界へと旅立つ雫。 その様子を見て、ハンニバルは冷静に対処する。 『ACの回収を頼む。インペリアルは疲れを取るらしいから、そっと頼むぞ』 パイロットは、そこまで繊細な動きが可能なのかと、ちょっとだけ思ってしまった。 帰還途中の輸送機には、もう一度資料に目を通しているハンニバルがいた。 まだ何かを疑っているのだろうか。神妙な面持ちでページを捲っていく。 (……あまりこれには手を出すべきではなかったかもな……) 不可解な点があまりにも多すぎる。確かに遂行には支障はない程度の情報だが、背景があまりにも黒く見える。 (……後で調べさせるか) 幸いにも、情報網にあまり困ることはない。高い金はたいて雇った情報屋がいるからだ。 オペレーターへと資料を返却し、一つ深い溜め息を吐く。 椅子にドッカリと腰を下ろし、タバコへと火を点ける。 その瞬間、激しい音を立てて警報が鳴り響いた。 「なっ、……おい!!何なんだ!!」 慌てて立ち上がり、オペレーターに詰め寄る。 「急に立ち上がると転ぶわよ」 あくまで冷静にそう告げて、状況の分析を開始する。 ちなみにハンニバルは予想通りに転んでくれた。 「いってて……で、何なんだ」 ぶつけた頭をさすりながら、ゆっくりと立ち上がる。 口元から落ちたタバコは、緊急事態につき携帯用灰皿へ消えていった。 『急速に接近する敵反応が……暗くて映像が出ません!!』 ハンニバルの疑問にはエレンが答え、その情報を受け取ってさらに分析を続けるのはハンニバルのオペレーター。 反応のある方向へと外部カメラを向けても、映るのは暗闇のみであるため、何が現れたのかわからない。 その瞬間、カメラに紫色の閃光が映った。 『キャッ!!』 短い悲鳴が、通信機越しに届く。どうやら、何か起きたようだ。 「どうしました!?今の光は一体!?」 『わかりません……ですが……何らかの攻撃が!!』 横から映像を覗き見ていたハンニバルが、冷静にその疑問に答える。 「今のは、恐らくACのパルスキャノンだ。レイヴンが襲撃しに来たと思われる」 そこまで言って、通信席から離れていくハンニバル。 その後姿に、オペレーターが声をかける。 「今戦うのはまずいわ!!これ以上の戦闘は……!!」 「俺がやらなきゃ誰がやるんだよ」 オペレーターの叫びを制止し、搭乗口へと向かうハンニバル。決意を秘めた背中を、ただ見送るしかなかった。 一方、エレンの搭乗している輸送機はパニック状態へと陥っていた。 「今の攻撃で、ハンガーが破損しました!!このままでは……ACが!!」 ACの中には、未だに雫が眠っている。いや、丁度目覚めた様子だった。 『エレン、何の騒ぎ?』 と、その瞬間機体が揺れた。第二射である。 ハンガーが完璧に崩壊し、雫のACは空中へ投げ出された。 「雫!!」 と、名を叫ぶも意味を成さない。 青いACは、無情にも大地へ降り立った。 『ちょっと待って!!何があったの!?』 慌てふためきつつも、戦闘システムを起動させる。緊急事態への対処は初めてのことではない。 『ACの襲撃だ。俺も出る……しばらく耐えろ』 短くそう告げて、次いでパイロットへと投下の指示を促す。 『制御が……装置の制御が利きません!!ACが投下できない!!』 『なっ……何を言ってやがる!!さっさと投下しろ!!』 確かに怒りを込めて叫ぶ。意味の無いことだとわかっていても、彼には叫ぶことしか出来なかった。 『あいつはこれ以上戦える状況じゃない!!俺が行かないとダメなんだ!!さっさと投下しろ!!』 ハンニバルの叫びが、虚しく響く。そして、叫ぶ彼の元に暗視スコープ越しの映像が届いた。 勢いが一気に衰え、その映像にただ絶句した。 戦闘システムの起動が完了したが、周辺は暗黒に包まれているために雫のACでは敵を視認出来ていなかった。 (暗視スコープでも搭載しておけばよかった……) と、今更悔やんだところで遅いのである。仕方が無いので、ブースターの炎や武器の光で見分けるしかなかった。 今にも戦闘が始まろうとしているその最中、ハンニバルから通信が入る。 『いいかインペリアル……逃げるんだ。そいつを相手にしてはいけない』 さっきまでの勢いはどこへ行ったのか……冷静に状況を告げるハンニバル。 『どういうこと?相手にしてはいけないって……』 依然あたりは暗闇のまま。だが、その闇に少しずつ慣れてきた。 目の前に、敵ACの姿が浮かび上がるように見える。 (あの噂が……あの御伽噺がもし本当だと言うのなら……) 一つの心当たりがあった。彼が見た物、そして彼が言う御伽噺。 それが全て本物だと言うのならば。 (あいつと戦っては……戦ってはいけない!!) ゆっくりと浮かんで来る姿。赤い、4脚タイプのACが見えてくる。 『えっ……!!』 見覚えのあるフォルム。それもそのはず……相手のACは、雫の誰よりも近い人が使っていたものだった。 『兄……さん……?』 かつて、雫の兄『エンペラー』が操っていた4脚AC『ブレイズウォール』が、その姿を現した。
https://w.atwiki.jp/wiki9_vipac/pages/141.html
雫の元に、クレストから新しい依頼が舞い込んできた。 専属として、命令的な役割の『任務』とは違う、正式な企業としての『依頼』 つまり、専属ではないレイヴンでも受けることが出来るものである。が、なぜそれが専属の元に舞い込んでくるのか。 依頼の詳細を記したメールをよく読むことで、それは解決する。そこには、こう書いてあった。 『僚機を雇うことを許可する』 専属レイヴンをもう一人派遣するでもなく、僚機を雇う。受ける側が自由に僚機を選ぶことが出来るのだ。 なぜこのような形で依頼を寄越したのか。疑問点でもあるが、あまり探るのもよろしくはないだろう。 (クレストに信頼されているが故か……それとも……また別な何かか……) 裏があると予想するのも、当然のことか。しかしこれは依頼だ。受諾しないという選択もある。 たが、受諾するという選択もあるのだ。見れば、依頼内容はミラージュへの攻撃だった。 ある地点を通過する、ミラージュの輸送部隊への攻撃。それと同時にそこを防衛する防衛部隊の撃破。 確かに、一機で行うには多少面倒な内容でもある。輸送している物資の内容によっては、防衛部隊の規模もある程度予測可能だ。 僚機を雇うことを許すと言うならば、恐らくはそれなりの戦力が迎え撃つと予測すべきだろう。 一体何を輸送していると言うのか……まぁ、たかがクレストのレイヴンには関係ないが。 (しかし……僚機か……) レイヴンになって結構経つが、自ら僚機を雇うといった経験が無い。 任務はほとんど単独で行うものばかりだった。そういったものばかり回してもらっているとも言えるが。 (そもそも……どんな僚機を雇うべきなのか……) と、ここであることを思い出す。依頼に適した僚機を雇うことは大事だが、依頼に適するよう姿を変える者でもいいのではないか。 (……気が進まないけど、あいつが適任かもね……) そう思い立ち、メールを作成する。適当にそれっぽい内容を書き連ね、送信した。 あの男なら、どんな内容でも食いつくだろう。なんとなく、そう思っていた。 「で、具体的に俺は何をすればいいんだ?」 さすがハンニバルと言うべきか……本当にあっさりと食いついてきたわけで。 おおよその旨をメールに記し、送信したところ、その日の内に二つ返事でOKが返ってきた。 こうもあっさりOKが返ってくるとは雫も思っておらず、正直引いた。 「私が防衛部隊の撃破……あなたが輸送機の撃墜ってとこかしら」 ここはクレスト本社ビル。ハンニバルも新規開発パーツのテストでよく訪れる。 今回は、依頼に関する資料を受け取りに来た。データではなく、紙の資料である。 ペラペラとページを捲る音が、本社の廊下に響く。 資料には、今回のターゲットとなる輸送機の外見と、防衛部隊の構成が記されている。 「っつーことは長距離射撃が出来なきゃきついか」 いつものように煙草を吹かしながら、ハンニバルはそう言った。 雫のACは近接仕様型である。そして、それに見合った働きである防衛部隊の撃破が担当だ。 先程も雫が言ったように、ハンニバルの担当は輸送機の撃墜である。上空を通過する輸送機を撃墜するためには、長距離の狙撃が必要である。 ハンニバルは、どんな構成であろうとある程度扱える自信を持っている。 が、それもある程度のレベルの話だ。純粋に長距離狙撃が得意なレイヴンと比較すれば、無論劣るのである。 「そうよ。安心しなさい……私が邪魔な連中を消すんだから」 そう言って、ハンニバルへと資料を手渡す。煙草を丁度携帯用灰皿へ放り込んだハンニバルは、大人しくそれを受け取る。 「へいへい……ありがたいことで」 神妙な面持ちで、資料を捲っていく。会話は途切れ、沈黙したままに廊下を歩いていく二人。 沈黙を破ったのはハンニバルのほうだった。 「……随分と怪しい依頼だなぁこりゃ……」 その声に反応し、雫がハンニバルを振り返る。訝しげな表情をしたハンニバルが目に入った。 「怪しいって……あんたもやっぱそう思う?」 雫も薄々は感じているのである。 「まず、輸送機のルートだな」 そう言って、ページを捲る。そこには、今回の依頼で撃墜対象となっている、輸送機に関する事が記述されていた。 輸送機のルートなどの情報は、社内の特務機関が入手したのだろう。詳しく情報が記述されている。 「とりあえず、どう見ても最短ルートを通ろうとしている。危険な箇所も多いのに、だ」 言われた通り、輸送ルートは最短を取っているようだ。その途中には、襲撃を受けやすい場所もある。 それが、今回の作戦領域である。そこを通る瞬間に、輸送機を狙うといった作戦だ。 「そこまでして早急に輸送しなければならないもの……ってことよね」 積荷が何なのかはわからない。が、恐らくクレストとしてミラージュには渡って欲しくないものなのだろう。 「まぁ、中身までは俺たちが知る必要も無いだろう……知ったら消されたりしてな」 嫌な冗談はやめて欲しい。 「何にせよ……与えられた仕事をこなすだけよ。相手が何だろうと、関係ないじゃない」 雫は、歩く速度を上げる。見ると前方にはエレンが待っていた。 小さく手を振って、迎える。二人の様子を見て、ハンニバルは心の中で溜め息を吐いた。 (こうしてれば……ただの女の子なんだがな……) 彼女はレイヴンだ。 復讐のための翼を持った、大きな鳥。 鳥たちは羽ばたく。 誰の為でもない。 己の為に。 戦いに身を投じようとも。 ただ傍観者になろうとも。 鳥たちは羽ばたく。 己の為に。 どんな鳥でもそれは同じ。 それは、鳥たちが抱く宿命。 それが、鳥たちの綴る物語。 淡く輝く月が地上を照らす。辺りは薄闇に覆われている。 クレスト本社に併設された空港。そこに、ACが搭載された輸送機が二機。 「わかってると思うけど、失敗したら許さないからね」 パイロットスーツを着た少女が、隣の大男に告げる。本来なら、その上下関係は逆であるはずなのだが。 彼女の性格と、男の性格が織り成す絶妙な関係こそ、二人には丁度良かった。 「わかってるって。俺様の腕を甘く見るなよ」 大きく口を開けて笑う。雫はつい、耳を塞いでしまう。そんなやり取りはいつものことだった。 二機の輸送機の前に立ち止まる二人。一瞬月を見て、少女が口を開く。 「……Good Luck」 一発、お互いの拳をぶつける。 それぞれの輸送機へと、乗り込んでいった。 夜は、これからだ。 そして、幻想的な月が佇む空へと二羽の鳥が飛び立った。 『間もなく、作戦領域へ到着します』 輸送機内で仮眠を済ませ、作戦へ臨む。作戦目標は、敵輸送機の撃破である。 先程より闇は深まり、視認はより困難になっている。 だが、作戦領域においては周辺の明かりでなんとか視認可能な状態にはなっていた。 雫の機体には暗視スコープが搭載されていない。そのため、暗所での行動には支障が生じるのだ。 (助かったと言うべきか……いや、そうでもないか) 完全なる暗闇のほうが奇襲をかけやすいのは当然である。 だが、ある程度明るくなっている以上、奇襲は困難になってくる。 『輸送機もこれ以上近づくことは出来ません。レイヴン、どうすればいい』 輸送機のパイロットからそう通信が入る。 ここで降ろしてもらい、自力で接近するしか方法は無いようだ。 『いいわ。ここで降ろして』 通信機へ向けてそう告げる。程なく、『了解した』と返ってきた。 『投下する』と一声発し、ACが投下される。鈍い音を立てて、大地へと脚を下ろした。 『こちらインペリアル、通信はOK?』 計器を見つつ彼方此方を操作し、そう問う。ハンニバルからはすぐにOKの返事が返ってきた。 作戦領域は、切り立った崖の向こう側にある都市の屋根。遠目から見ても、既に防衛網が張り巡らされているのがわかる。 それでいて、崖からはかなりの距離があるように見えた。 『エネルギー持つかしら……』 高出力のブースターを装備しているため、若干不安が頭をよぎる。 『ま、大丈夫だろ。攻撃されない限りな』 そう言って、先へと進む。崖のギリギリに立ち、前方を見据えた。 ハンニバルには、既にロック可能な距離である。だが、まだ攻撃するわけには行かない。 『急がないと、輸送機が来るわ』 声に焦燥の色が見える。 『わぁーってるよ。俺が先に行って囮になるから、お前はすぐ後ろで攻撃を防げ』 ハンニバルはそう提案する。ハンニバルのACのほうが重装タイプであるため、それが得策だろう。 『わかったわ』 雫もそれに納得し、相槌を打つ。それと同時に、突撃のスタンバイへと移る。 『それじゃ行くぜ……!!』 激しいチャージ音と共に、オーバードブーストを始動させる。 それと同時に雫が前に出た。 緑の閃光を噴出しつつ、猛スピードで崖を飛び越えるハンニバルのAC。 防衛部隊もそれに気を取られているようで、雫のACへの反応が遅れる。 『おらおらおらぁぁぁあああああ!!』 雄叫びを上げ、腕に装備されたバズーカとマシンガンを乱射する。 ある程度掃除したところで、雫のACが都市の屋上へ到着した。 『さすがね』 短く告げて、走り出す。視界に飛び込んでくる敵をそのブレードで切り刻み始めた。 『輸送機が見えてきたわ。ハンニバル、迎撃を』 大人びた声が響く。どうやらハンニバルのオペレーターのようだった。 その声を聞き、手筈通りの位置へと移動する。肩に担がれたキャノンを構え、闇に染まった空を見上げた。 その背中を守るように、雫が周辺のMTを切り刻んでいく。 『頼むわよ』 『OKOK!!』 ほんの少しのそのやり取り。互いを信じ、互いの為に動く二人。 その二人の前に、輸送機が見えてきた。 飛来する輸送機を順当に破壊していくハンニバル。 レーザーキャノンの閃光は、慈悲を知らず輸送機を貫いていく。 だが、このまま終わるはずも無かった。 『多勢に無勢……って奴か?』 輸送機から、2機のACが放たれたのである。 加えて、防衛部隊はまだ全滅していない。むしろ、増えている印象すら受ける。 『金かかってるわね……まぁ、人の事言えないけど』 敵ACのエンブレムには覚えがある。確か、ランク12位と10位だったはずだ。 『大層なメンツ雇ってるじゃない』 MTを含め、十数にも及ぶ防衛部隊が二人を包囲する。 これだけの数を揃えるのにいくらかかっているのだろう。まぁ関係の無いことではあるが。 『おいおい……俺のランクを忘れたのかお前は』 と、ハンニバルが小さく抗議の声を漏らす。 そういえば……この男はランク5位だったか。 『あぁ……そうだったわね。じゃあ、何も心配いらないわね?』 目の前のMTへと斬りかかる。開戦の合図だ。 それに呼応するように、ハンニバルも動き出す。 『少しは心配してくれると俺喜んじゃうなぁ~っと』 こんな時でも、こいつはいつも通りだった。軽く、ひたすらに軽く発言する。 それがこの男の性格であり、この男の信頼できる点でもある。 『無駄話はお終いだ』 『これ以上好きにはさせん』 2機のACがお決まりのセリフを吐く。 あまりにお決まり過ぎて、若干拍子抜けたぐらいだ。 『輸送機はどうする?』 と、ここで当然の疑問が浮かぶ。このままでは、残った輸送機が領域を離脱してしまう。 そうなれば、作戦は失敗になるだろう。ここでACを撃破したとしても、だ。 『最初から、失敗した場合は次のポイントで撃破するよう手配してあります。 気にせずにACを撃破してください。ちなみに、多少の減算も覚悟しておいて下さい。』 エレンがそう告げる。クレストも用意周到、と言うべきか。 (最初から私たちは失敗しても良かったわけか……) そう考えると何となく腹が立つが、この場は仕方が無い。 相手が金をかけて輸送している分、こちらも金をかけて撃墜するしかないのである。 『それじゃ……遠慮せずにやりましょうか』 冷酷な笑みを浮かべ、まずはMTから切り刻んでいった。 まさにギリギリと言うべきか……。各所から火花を散らせ、二機のACが佇んでいる。 『ちょっと……数が多すぎたかもね……』 声に疲労の色を含ませて、少女が呟いた。 『まったくだ……こんな戦闘するもんじゃねぇ……』 男も、かなりの疲労を抱えているようだった。 満身創痍と言えるほど、二人は消耗していた。 『疲れたわ……しばらく中で眠らせて……』 目を瞑り、少しの間だけ夢の世界へと旅立つ雫。 その様子を見て、ハンニバルは冷静に対処する。 『ACの回収を頼む。インペリアルは疲れを取るらしいから、そっと頼むぞ』 パイロットは、そこまで繊細な動きが可能なのかと、ちょっとだけ思ってしまった。 帰還途中の輸送機には、もう一度資料に目を通しているハンニバルがいた。 まだ何かを疑っているのだろうか。神妙な面持ちでページを捲っていく。 (……あまりこれには手を出すべきではなかったかもな……) 不可解な点があまりにも多すぎる。確かに遂行には支障はない程度の情報だが、背景があまりにも黒く見える。 (……後で調べさせるか) 幸いにも、情報網にあまり困ることはない。高い金はたいて雇った情報屋がいるからだ。 オペレーターへと資料を返却し、一つ深い溜め息を吐く。 椅子にドッカリと腰を下ろし、タバコへと火を点ける。 その瞬間、激しい音を立てて警報が鳴り響いた。 「なっ、……おい!!何なんだ!!」 慌てて立ち上がり、オペレーターに詰め寄る。 「急に立ち上がると転ぶわよ」 あくまで冷静にそう告げて、状況の分析を開始する。 ちなみにハンニバルは予想通りに転んでくれた。 「いってて……で、何なんだ」 ぶつけた頭をさすりながら、ゆっくりと立ち上がる。 口元から落ちたタバコは、緊急事態につき携帯用灰皿へ消えていった。 『急速に接近する敵反応が……暗くて映像が出ません!!』 ハンニバルの疑問にはエレンが答え、その情報を受け取ってさらに分析を続けるのはハンニバルのオペレーター。 反応のある方向へと外部カメラを向けても、映るのは暗闇のみであるため、何が現れたのかわからない。 その瞬間、カメラに紫色の閃光が映った。 『キャッ!!』 短い悲鳴が、通信機越しに届く。どうやら、何か起きたようだ。 「どうしました!?今の光は一体!?」 『わかりません……ですが……何らかの攻撃が!!』 横から映像を覗き見ていたハンニバルが、冷静にその疑問に答える。 「今のは、恐らくACのパルスキャノンだ。レイヴンが襲撃しに来たと思われる」 そこまで言って、通信席から離れていくハンニバル。 その後姿に、オペレーターが声をかける。 「今戦うのはまずいわ!!これ以上の戦闘は……!!」 「俺がやらなきゃ誰がやるんだよ」 オペレーターの叫びを制止し、搭乗口へと向かうハンニバル。決意を秘めた背中を、ただ見送るしかなかった。 一方、エレンの搭乗している輸送機はパニック状態へと陥っていた。 「今の攻撃で、ハンガーが破損しました!!このままでは……ACが!!」 ACの中には、未だに雫が眠っている。いや、丁度目覚めた様子だった。 『エレン、何の騒ぎ?』 と、その瞬間機体が揺れた。第二射である。 ハンガーが完璧に崩壊し、雫のACは空中へ投げ出された。 「雫!!」 と、名を叫ぶも意味を成さない。 青いACは、無情にも大地へ降り立った。 『ちょっと待って!!何があったの!?』 慌てふためきつつも、戦闘システムを起動させる。緊急事態への対処は初めてのことではない。 『ACの襲撃だ。俺も出る……しばらく耐えろ』 短くそう告げて、次いでパイロットへと投下の指示を促す。 『制御が……装置の制御が利きません!!ACが投下できない!!』 『なっ……何を言ってやがる!!さっさと投下しろ!!』 確かに怒りを込めて叫ぶ。意味の無いことだとわかっていても、彼には叫ぶことしか出来なかった。 『あいつはこれ以上戦える状況じゃない!!俺が行かないとダメなんだ!!さっさと投下しろ!!』 ハンニバルの叫びが、虚しく響く。そして、叫ぶ彼の元に暗視スコープ越しの映像が届いた。 勢いが一気に衰え、その映像にただ絶句した。 戦闘システムの起動が完了したが、周辺は暗黒に包まれているために雫のACでは敵を視認出来ていなかった。 (暗視スコープでも搭載しておけばよかった……) と、今更悔やんだところで遅いのである。仕方が無いので、ブースターの炎や武器の光で見分けるしかなかった。 今にも戦闘が始まろうとしているその最中、ハンニバルから通信が入る。 『いいかインペリアル……逃げるんだ。そいつを相手にしてはいけない』 さっきまでの勢いはどこへ行ったのか……冷静に状況を告げるハンニバル。 『どういうこと?相手にしてはいけないって……』 依然あたりは暗闇のまま。だが、その闇に少しずつ慣れてきた。 目の前に、敵ACの姿が浮かび上がるように見える。 (あの噂が……あの御伽噺がもし本当だと言うのなら……) 一つの心当たりがあった。彼が見た物、そして彼が言う御伽噺。 それが全て本物だと言うのならば。 (あいつと戦っては……戦ってはいけない!!) ゆっくりと浮かんで来る姿。赤い、4脚タイプのACが見えてくる。 『えっ……!!』 見覚えのあるフォルム。それもそのはず……相手のACは、雫の誰よりも近い人が使っていたものだった。 『兄……さん……?』 かつて、雫の兄『エンペラー』が操っていた4脚AC『ブレイズウォール』が、その姿を現した。
https://w.atwiki.jp/quizmagicianblackcat/pages/2690.html
被弾集中系スペシャルスキルを編集 被弾集中 属性 スキル名 必要正解数 効果 使用者 備考 無 動物虐待反対! 8 2ターン敵の攻撃を自分に集める (YA) 読書犬のカズヒト 炎の暴君 8 2ターン敵の攻撃を自分に集める (RA) 大鬼 ゴウキ サボサボダンス 8 2ターン敵の攻撃を自分に集める (RC+) アムールサボサボ(BC+) パルファンサボサボ(YC+) リーブルサボサボ他多数 ▼ (RC) アカサボサボ(BC) アオサボサボ(YC) キイロサボサボ 馬術猛鎧 8 2ターン敵の攻撃を自分に集める (RA) 騎馬火焔 上級兵(BA) 騎馬流水 上級兵(YA) 騎馬雷鳴 上級兵他多数 ▼ (RB+) 騎馬火兵(BB+) 騎馬水兵(YB+) 騎馬雷兵 軽快な挑発 7 2ターン敵の攻撃を自分に集める (RA+) 噴焔の拳闘士 ハンニバル(RA) 拳闘士 ハンニバル(RA) 炎の拳闘士 ハンニバル 読書の邪魔すんなよ! 7 2ターン敵の攻撃を自分に集める (YA+) 罵られ犬のカズヒト 灼熱の怒号 7 2ターン敵の攻撃を自分に集める (RA+) 獄炎の鬼 ゴウキ(RA) 貪欲なる悪鬼 ゴウキ 溢れる闘志 7 3ターン敵の攻撃を自分に集める (RS) 燃える闘拳 ソム・ハンニバル 文字列になって出直せよ! 7 3ターン敵の攻撃を自分に集める (YS) 駄犬のカズ 狂気する鬼神 7 3ターン敵の攻撃を自分に集める (RS) 憤怒の業火 ゴウキ・カエラム 被弾集中系スペシャルスキルを編集
https://w.atwiki.jp/eirei/pages/37.html
アッピウス・クラウディウス・プルクルス共和制ローマ????~前211統率:C 武力:C 政治:D 知力:C 文化:C 魅力:D--------------------------------------------------------------------------------前212年執政官。ハンニバルに寝返った南イタリアの都市国家カプアの再復の軍を率いた指揮官の一人。しかし、翌年、その戦いの中で戦死する。 ガイウス・アティリウス・レグルス共和制ローマ????~前225統率:C 武力:C 政治:C 知力:D 文化:D 魅力:C--------------------------------------------------------------------------------前225年執政官。南下したガリア人の防衛のため2個軍団を率いてピサへ向かい、同僚のパポスと挟撃を行なったが、激戦だったため、この戦いで戦死する。 ガイウス・クラウディウス・ネロ共和制ローマ????~????(前3世紀)統率:B 武力:B 政治:D 知力:C 文化:D 魅力:C--------------------------------------------------------------------------------前207年執政官。財務官。第二次ポエニ戦争で、コルネリウス兄弟の死後のスペイン戦線に派遣されるが、すぐに戻される。その後、ハシュドゥバルのイタリア入りを知ると、ハンニバルと対峙していたにも関わらず、リミニへ急行しメタウロの会戦でハシュドゥバルを破り、その首をハンニバル陣営に投げ込んだ。 ガイウス・テレンティウス・ウァッロ共和制ローマ????~前216統率:C 武力:C 政治:D 知力:C 文化:C 魅力:D--------------------------------------------------------------------------------前216年執政官。カンネーの戦いにおいて、左翼の騎兵隊を指揮するが、ヌミディア騎兵に敗れて壊走する。その後、ハンニバルとガリア人の合流を阻止すべく、防衛のため、アドリア海沿岸のピチェーノに送られた。 ガイウス・フラミニウス・ネポス共和制ローマ????~前217統率:B 武力:B 政治:A 知力:C 文化:B 魅力:B--------------------------------------------------------------------------------前223年、前217年執政官、護民官、財務官に選出され、フラミニア街道を敷設する。ガリア人南下の際にはポー河を越えて迎え打ち、後にハンニバルから防衛のため、アレッツォに向かう。しかし、ハンニバルに誘い出され、トラジメーノの会戦で指揮不能な混乱の中で戦死した。 ガイウス・レリウス共和制ローマ????~????(前3世紀)統率:B 武力:C 政治:C 知力:C 文化:C 魅力:C--------------------------------------------------------------------------------前190年執政官。名将スキピオの副官。第二次ポエニ戦争では、スキピオの右腕として、スペイン戦線、アフリカ戦線を従い、軍を率いた。 クィントゥス・ファビウス・マクシムス・ウェルコスス・クンクタトル共和制ローマ前275~前203統率:A 武力:B 政治:B 知力:B 文化:B 魅力:B--------------------------------------------------------------------------------前233年、228年、215年、214年、209年執政官、前219年、217年独裁官。第二次ポエニ戦争で、持久戦略(ファビアン戦略)でハンニバルを苦しめ、『ローマの楯』と称された。 クィントゥス・フルウィウス・フラックス共和制ローマ????~????(前3世紀)統率:D 武力:C 政治:C 知力:D 文化:C 魅力:C--------------------------------------------------------------------------------前237年、224年、212年、209年執政官。ハンニバルに寝返った南イタリアの都市国家カプアの再復の軍を率いた指揮官の一人。カプア攻略後も、ハンニバルに対抗すべく軍を率いた。 クィントゥス・ルタティウス・カトゥルス共和制ローマ????~????(前3世紀)統率:B 武力:B 政治:B 知力:B 文化:D 魅力:B--------------------------------------------------------------------------------前242年執政官。新造された艦隊を率いて、エガディ諸島沖の海戦で辛勝する。その後、カルタゴ側の将軍ハミルカルと講和を結び、第一次ポエニ戦争を終結させる。 グネウス・コルネリウス・スキピオ・カルウス共和制ローマ????~前211統率:C 武力:C 政治:C 知力:C 文化:C 魅力:C--------------------------------------------------------------------------------前222年執政官。プブリウス・コルネリウス・スキピオの弟。ハンニバルの相手をする兄の代わりにスペインに渡る。その後、兄と合流し、ハンニバルの弟、ハシュドゥバルを釘付けにするが、ヌミディア王マシニッサの攻撃を受け、戦死する。 グネウス・セルヴィリウス・ゲミヌス共和制ローマ????~前216統率:C 武力:C 政治:C 知力:D 文化:D 魅力:D--------------------------------------------------------------------------------前217年執政官。ハンニバル防衛のためリミニへ向かう。その後、トラジメーノの会戦を知らず、フラミニウスと合流するためフォリーニョに向かい、敗北し、騎兵を失う。その後、カンネーの戦いで、前執政官として歩兵団を指揮するが、ハンニバル軍に包囲されて戦死する。 グネウス・フルヴィウス・ケントゥマルス共和制ローマ????~前210統率:D 武力:C 政治:C 知力:D 文化:D 魅力:C--------------------------------------------------------------------------------前211年執政官。翌年には前執政官として、2個軍団を率いてハンニバルのいるターラント攻略に向かうが、軍の五分の四を失い、自らも戦死した。 ティトゥス・クィンクティウス・クリスピヌス共和制ローマ????~前208統率:B 武力:C 政治:C 知力:B 文化:C 魅力:C--------------------------------------------------------------------------------前208年執政官。『ローマの剣』マルケルスが命を落とした伏兵との戦いで重傷を負いつつも、各地の都市から村々にまでマルケルスの死を知らせ、「以降、マルケルスの名で成された命令は敵の罠である」と警告を発した。その後、残りの軍団すべてをターラント防衛にまわし、自身もターラントで死んだ。 ティベリウス・センプロニウス・グラックス共和制ローマ前257~前212統率:B 武力:C 政治:B 知力:C 文化:C 魅力:B--------------------------------------------------------------------------------前215年、213年執政官。グラックス兄弟の祖父。第二次ポエニ戦争で、愛国心を持たない奴隷を訓練して、忠誠心を持つ軍団を編成し、その奴隷軍団を率いてハンニバルに対抗した。しかし降伏を装ったカルタゴ兵を信じ、伏兵に殺された。その後、支柱を失った奴隷軍団は霧散してしまった。 ティベリウス・センプロニウス・ロングス共和制ローマ????~????(前3世紀)統率:C 武力:C 政治:C 知力:D 文化:D 魅力:C--------------------------------------------------------------------------------前218年執政官。2個軍団を率いてシチリアのマルサラに派遣されるが、ハンニバル侵入の報を受け、直ちに北上する。トレッビアで、同僚のスキピオと合流し、ハンニバルに対抗するが敗北を喫する。 プブリウス・クラウディウス・プルクルス共和制ローマ????~????(前3世紀)統率:D 武力:C 政治:D 知力:D 文化:E 魅力:D--------------------------------------------------------------------------------前249年執政官。海軍を率いてシチリアのトラパニを攻撃するが敗北する。ローマでは出陣前に鳥で占いをするが、言う事を聞かなかった鳥を海に放り込んだ。この件で、プルクルスは指揮官として不適切であるとされて罰金刑に処される。 プブリウス・コルネリウス・スキピオ共和制ローマ????~前211統率:B 武力:C 政治:B 知力:B 文化:C 魅力:C--------------------------------------------------------------------------------名将大スキピオの父。前218年執政官。ハンニバルの「エブロ渡河」の報を受け、スペインに派遣されるが、ティチーノで迎え撃つ。しかし、重傷を負って敗北し、続くトレッビアの戦いでも敗北する。その後、前執政官として改めてスペインに派遣され、ハンニバルの弟を釘付けにするが、ヌミディア王マシニッサの攻撃を受け、戦死する。 プラウトゥス共和制ローマ前254~前169統率:D 武力:D 政治:C 知力:C 文化:B 魅力:D--------------------------------------------------------------------------------喜劇作家。代表作に、『アンピトルオー』、『黄金の壺』、『カシナ』。 ポストゥミウス共和制ローマ????~前216統率:D 武力:D 政治:C 知力:C 文化:C 魅力:D--------------------------------------------------------------------------------前216年の法務官。カンネーの戦い後、蜂起したガリア人を鎮圧するために2個軍団を率いて北イタリアに派遣されたが、ガリア人の罠にはまって戦死する。 マルクス・アティリウス・レグルス共和制ローマ????~前249統率:C 武力:C 政治:C 知力:B 文化:C 魅力:C--------------------------------------------------------------------------------前256年執政官。リカータ沖の海戦で勝利し、カルタゴに迫り、アフリカで冬営するが、捕虜となる。嵐で壊滅状態となったローマへ、カルタゴ側の使者として派遣されるが、要求を拒絶するよう説得した。そのため、再びカルタゴに連行され、象に蹴られて処刑された。 マルクス・ウァレリウス・レヴィヌス共和制ローマ????~????(前3世紀)統率:C 武力:D 政治:A 知力:A 文化:B 魅力:C--------------------------------------------------------------------------------前210年執政官。第二次ポエニ戦争で外交面でハンニバルに対抗した。カルタゴと同盟を結んだマケドニア王国の動きを封じるためギリシアで反乱を誘発した。その後、シラクサの統治機構を整備した。 マルクス・クラウディウス・マルケルス共和制ローマ前268~前208統率:A 武力:A 政治:C 知力:C 文化:C 魅力:C--------------------------------------------------------------------------------前222年、215年、214年、210年、208年執政官。第二次ポエニ戦争でハンニバルに対抗した猛将で、『ローマの剣』と称される。カルタゴ側に寝返ったシラクサを攻略後、イタリア中ハンニバルを追撃する。しかし、ハンニバルの伏兵に合い包囲されて戦死する。死後はハンニバルの手によってローマ式に葬られた。 マルクス・ミヌキウス・ルフス共和制ローマ????~前216統率:C 武力:B 政治:C 知力:D 文化:D 魅力:C--------------------------------------------------------------------------------前221年執政官。217年に騎兵隊長、同年に独裁官を務める。独裁官ファビウス・マクシムスの副官だったが、持久戦のファビウスに対して積極的な攻勢に出た。功名に走って先行し、ハンニバル軍に襲われるが、ファビウスに助けられ、以後彼を「父」と呼んだ。後に、カンネーの戦いで、多くの元老院議員と共に戦死する。 マルクス・リウィウス・サリナトル共和制ローマ????~????(前3世紀)統率:C 武力:C 政治:C 知力:C 文化:C 魅力:C--------------------------------------------------------------------------------前207年執政官。北イタリアのリミニに派遣されていた。ハシュドゥバルがイタリア入りをすると、メタウロ河で迎え撃ち、勝利を収める。クラウディウス・ネロと塩税について論争したことから、『塩(サリナトル)』と呼ばれた。 ユニウス・シレヌス共和制ローマ????~????(前3世紀)統率:C 武力:C 政治:D 知力:C 文化:D 魅力:C--------------------------------------------------------------------------------第二次ポエニ戦争で、コルネリウス兄弟の死後、スキピオと共にスペインの戦線に送り込まれる。エブロ河北の本陣タラゴーナの防衛を務めた。 リウィウス・アンドロニクス共和制ローマ前284~前204統率:D 武力:E 政治:D 知力:C 文化:B 魅力:C--------------------------------------------------------------------------------第一次ポエニ戦争の勝利を祝うために任命された造営官。ギリシアの文学を翻訳し、筋のある演劇をはじめた。 ルキウス・アエミリウス・パウルス共和制ローマ????~前216統率:B 武力:C 政治:C 知力:C 文化:C 魅力:B--------------------------------------------------------------------------------前219年、216年執政官。イリリアの海賊を討伐した。一時、大スキピオの上官として身を預かる。カンネーの戦いでは、右翼の騎兵隊の指揮をするが、ハンニバル軍に包囲されて戦死する。 ルキウス・エミリウス・パポス共和制ローマ????~????(前3世紀)統率:C 武力:C 政治:C 知力:C 文化:C 魅力:C--------------------------------------------------------------------------------前225年執政官。南下したガリア人の防衛のため2個軍団を率いてリミニへ向かい、同僚のレグルスと挟撃を行なった。 ルキウス・カエキリウス・メテルス共和制ローマ????~????(前3世紀)統率:B 武力:C 政治:C 知力:B 文化:C 魅力:C--------------------------------------------------------------------------------前251年、247年執政官。押し寄せるカルタゴに対するパレルモの守将。カルタゴ軍の象兵に恐れたローマ兵を鼓舞して勝利を収める。この際、象を彫り込んだ記念銀貨を発行した。 ルキウス・マンニウス・ウォルソ共和制ローマ????~????(前3世紀)統率:C 武力:C 政治:C 知力:C 文化:C 魅力:C--------------------------------------------------------------------------------前256年執政官。レグルスと共にリカータ沖の海戦に挑み、勝利を収める。 ルキウス・ユニウス・プルス共和制ローマ????~????(前3世紀)統率:C 武力:C 政治:C 知力:C 文化:C 魅力:C--------------------------------------------------------------------------------前249年執政官。同僚のプルクルスがシチリアのトラパニのカルタゴ軍を攻撃する一方で同じくシチリアのマルサラ攻撃の指揮を執る。
https://w.atwiki.jp/kaeuta-matome/pages/478.html
元ネタ:ミ・アモーレ(中森明菜) 作:天空聖者ヤジエル あなたのをさがして のばした指先が しげみの渦にまかれてく タマタマに押されて プリは脳内カーニバル 銀の潮吹き イッちゃった瞳の汚嫁 汗を飛び散らせ しばらくハメ撮り ダンナは今頃 異国で帰国待ち 心で 時間数えるの ダンナ明日帰宅 までがチャンスと あーイイ イクわイイわ カーニバル 夢ね 夢よだから 今夜は しゃぶり 舐められたら カーニバル 前から後ろから 突かれて 抱いて 抱かれるから カーニバル プリは命の火よ アモーレ 扉の向こうに ダンナを見つけたわ 夢からさめてゆくように 立ちつくす玄関 空に割れて飛ぶ脳ミソ ダンナのバールが 一日千秋 この時を 待っていたんだって そう告げるの ヤバい ヤバ過ぎるわ ハンニバル 嘘よ 嘘よだから 誤解よ 殴り 殺されたら ハンニバル せめて私だけは 助けて やめて 謝るから ハンニバル プリは命取りよ アモーレ アモーレ… アモーレ… アモーレ… 検索タグ J-POP フルコーラス 不倫シタ 中森明菜 天空聖者ヤジエル メニュー 作者別リスト 元ネタ別リスト 内容別リスト フレーズ長別リスト
https://w.atwiki.jp/shambalah105/pages/29.html
第8層 1階「ちいさな行軍」 第8層 2階 安定度:★★★☆☆ ターン:★★☆☆☆ 自軍配置案 敵軍初期配置 マケドニア ロシア インド ガラハド ドレイク ヤマトタケル EU インディアス インカ 安倍清明 ハンニバル マルコ・ポーロ バビロニア ハワイ ブリタニア 役割分担 ヤマトタケル =都牟刈大刀(後列) ドレイク =エル・ドラコ ガラハド =アイスソード(前列) 安倍清明 =グランドクロス ハンニバル =戦象突進 マルコ・ポーロ=ブレイブポイントへ・・・ 前列が硬いので後列排除優先 ものぐさ装備 ヤマトタケル =オリハルコン/童子切 ドレイク =三日月宗近/アメシスト ガラハド =エメラルド/トパーズ 安倍清明 =ヘルメスの靴/メギンギョルズ ハンニバル =ブリーシンガメン/ドラウプニル マルコ・ポーロ=アリアドネの糸/死者の書 名前 コメント
https://w.atwiki.jp/civilization/pages/1477.html
プレイレポ/BtS/ペリクレス国王のアレクサンドリア図書館/その1 アレクサンドリア図書館建設 [#yf7ca0e1] 教育への道 [#l9b5e8ab] 改宗ブーム [#ob8fb71c] おまけ(技術取引について) [#h9a90d95] コメント [#m517fb37] アレクサンドリア図書館建設 半島の付け根を押さえたので、もう開拓者は急がなくても良い。 多神教→石工術→美学と研究ルートを進む間に、アテネとスパルタで労働者を作成する。 BC1080 一人目の大科学者誕生。首都にアカデミーを建設する。 BC900 美学を取得。美学と交換でアルファベットを入手し、取りこぼしを随時回収する。 BC725 文学を取得。首都でアレクサンドリア図書館の建設を開始する。 アレクサンドリア図書館の建設までに、大理石を使えるようにしておく。 ついでに、数学入手後の伐採に備えて予備伐採。 首都がアレクサンドリア図書館を建設している間に、スパルタでは開拓者を作成し、 次なる入植ポイントを押さえにかかる。 #ref error :ご指定のファイルが見つかりません。ファイル名を確認して、再度指定してください。 (次の入植地.jpg) 次の入植ポイントはここ。クジラは無視する。 ここさえ押さえれば、カルタゴはギリシャ半島に入って来れない。 BC625 アテネの西にテーベを建設。 BC550 二人目の大科学者誕生。哲学ジャンプのため全裸待機。 BC200 アレクサンドリア図書館完成。続いて民族叙事詩を建設開始。 2人目の大科学者が誕生した後は、一時的に科学者をレイオフし、炭坑夫を雇った。 これもある種の偉人ポイント増幅と言えなくもないかも? 教育への道 アレクサンドリア図書館+哲学志向で偉人ポイントの出力は毎ターン+28(ただし、科学者4人体制の場合)。 民族叙事詩が完成すれば、倍率ドン!!の毎ターン+45。 ダメ押しに平和主義を導入すれば、驚きの毎ターン+60。 この大科学者ラッシュによって、ギリシャは、教育への道をひた走る. 大科学者のデスマーチで、中世をすっ飛ばすのだ。 BC350 ハンニバルから法律を取得。ハンニバルはこの時点でヒンズー教、ユダヤ教、儒教を創始していた。 BC250 数学を交換で入手。そして大科学者で哲学ジャンプ。 BC125 平和主義を採用(同時に君主政も採用)。 BC25 三人目の大科学者誕生。全裸待機。 AD100 首都で民族叙事詩完成。 AD200 官吏獲得。 AD250 四人目の大科学者誕生。 AD275 三人目の大科学者で紙を獲得。続けざまに教育にも電球消費。(全裸待機させた大科学者の存在を忘れていた。) ちなみに、本ゲームで哲学を緊急開発したのは、ソクラテスだった。 さすが、哲学の父である。 なお、大科学者の使い方については以下のリンクが詳しいので、参考にされたい。 偉人/偉人の技術 攻略・考察/戦法集/偉人消費のテクニック 今回は、機械止めを狙った研究開発を行っている。 というか、初期技術に漁業を持つギリシャでは、機械止め以外の選択肢はないのだが。 改宗ブーム 少し時代は前後し、世界の宗教について。 前述したように、偉人プレイでは平和主義を採用したいところだが、 平和主義が効果を発するためには国教の制定が必要である。 国教なき国に偉人無しということか。 #ref error :ご指定のファイルが見つかりません。ファイル名を確認して、再度指定してください。 (BC500宗教.jpg) 紀元前500年時点では、王建、ダレイオス1世、ジャージ、座牛が無宗教。 シャルルマーニュは仏教、ハンニバルはヒンズー教であった。 異教徒への態度ペナルティが厳しいのはジャージことザラ・ヤコブだが、 彼は他文明への態度が+2の友好的な性格の持ち主であり、 加えて苛立ちでも技術交換をしてしまう人なので、そんなに機嫌を取る必要もないだろう。 むしろ一人だけ平和志向度の低いハンニバルに注意すべきか。 BC450、ハンニバルがヒンズー教への改宗を強要してきた。もちろん受諾する。 ギリシャは乏しいハンマーをアレクサンドリア図書館に注いでいるため、常に軍備が必要最低限以下。 ハンニバル先生の機嫌をとって、西側諸国に対する防波堤にする計画である。 しかし、そう易々とはいかないのがCiv4。 このあとすぐ、世界に改宗の嵐が吹き荒れた。 BC375 ザラ・ヤコブがキリスト教に改宗。 BC325 シッティング・ブルがキリスト教に改宗。 BC325 ハンニバルが儒教に改宗。 BC225 王建がヒンズー教に改宗。 BC150 ペリクレスが儒教に改宗。 朝鮮の都市にヒンズー教の坊主を送りまくった挙句、何故か儒教に改宗したハンニバル先生。 王建をおだてて屋根に登らせてからすかさず梯子を外すとは、さすが知将である。 朝鮮以上の無防備国家であるギリシャとしては、ハンニバル先生に追従する形で儒教に改宗せざるをえない。 異教徒の脅威はすべてハンニバル先生に食いとめていただく所存である。 この後、ダレイオスとシッティング・ブルが仏教へと改宗し、世界の改宗ブームは一段落した。 恐らく、ダレイオスとシッティング・ブルの改宗は、シャルル・マーニュが依頼したものであろう。 AD425時点の世界地図は以下のようになった。 #ref error :ご指定のファイルが見つかりません。ファイル名を確認して、再度指定してください。 (AD425世界地図.jpg) 現時点における最大勢力は仏教である。 キリスト教と儒教はトントン。ヒンズー教はサヨウナラ状態。 そして、各国の外交概要。 #ref error :ご指定のファイルが見つかりません。ファイル名を確認して、再度指定してください。 (AD425外交.jpg) ギリシャはランダムイベントでカルタゴに食料を送ったおかげで、態度ボーナス+3を得ている。 外交関係的には、意外にもハンニバルの主敵はダレイオスであった。 ハンニバルとダレイオスが憎み合う現状は、ギリシャにとっては非常に喜ばしい。 王建の動向にさえ気を付けていれば、そうそう宣戦布告される心配はなさそうである。 シャルル・マーニュとダレイオスは同宗教で満足関係を築きつつあり、 かつ領土が狭いためにスコア下半分の常連でもある。 技術交換は慎重に行わねばならない。 おまけ(技術取引について) AIと技術交換を行う際は、その技術が第三国に流出するか否かを十分考慮する必要がある。 もし、取引相手が第三国に技術を流出させる可能性があるのであれば、 同ターンに第三国にも同じ技術を売り払い、AI同士の技術交換の芽を摘んでおくのも一つの手だ。 たとえ叩き売りに近い条件であったとしても、技術を転売されるよりはマシである。 AIには小さな得で満足してもらおう。間違っても、大きな得をさせてはならない。 #ref error :ご指定のファイルが見つかりません。ファイル名を確認して、再度指定してください。 (技術取引.jpg) 敢えてこちらに不利な条件で取引を行えば、AIの態度ボーナスを稼ぐできる。 加えて、技術と引き換えに得たゴールドは、科学税率100%を維持するための原資にもなる。 ゴールドが技術を産み、技術がゴールドを産む。 技術立国でテクノロジーツリーを突っ走ろう。 次回に続きます。→プレイレポ/BtS/ペリクレス国王のアレクサンドリア図書館/その3 コメント 質問やアドバイスがあればお願いします。 可能な限り返答します。 追記これは朝鮮といえどかわいそうだ(・ω・`) -- ハンニバルってなんであんなに儒教が好きなんだろうね -- 朝鮮の同情されっぷりに涙。たぶんハンニバルは単に嫌がらせがしたかっただけですwこの辺は世界が余りに平和だったのでSSが少なめです。ご容赦ください。この後は、徐々に増えていく予定です。 -- 筆者 ハンニバルの儒教好きは謎ですね。いつもは儒教しか創始出来なくて、劇団一人儒教モードで孤立していくのですが、今回のハンニバルはユダヤ教とヒンズー教の聖都も持っていたので、改宗する意味がさっぱり分かりません。たぶんペリクレスか王建が相当嫌だったんだと思います。 -- 筆者 そういや仮想敵と別宗教にする傾向があるらすぃね -- なるほど、王建と仲良くなりたくなくて儒教に改宗したわけですか。 -- 筆者 国王だと美学よりもアルファベット先に取った方が上手く行く。研究速度最下位でもアルファベットは1番乗りって結構多いよ。 -- 今回は、アレクサンドリアを早く建てることを優先しました。アルファベットを自力で研究するか否かは、AIのメンツにもよりますね。 -- 筆者 戦争大好きな私は法律ルートが一番好き。 -- 自分は戦争へたっぴですが、開拓者Rはよくやるので、法律ルートもよく使いますよ。法律ルートで小屋経済なら偉人を後半まで温存しておけるので、選択肢が非常に広くなりますよね。 -- 筆者 名前
https://w.atwiki.jp/civilization/pages/1153.html
プレイレポ/WL/ローマ人の物語 ハンニバル哀れすぎワロタ -- 一歩右ならカルタゴ建国すらできなかったな -- ↑それだと勢力圏広がる前に倒せないと外に弾かれちゃうね -- ハンニバルワロスw -- ハンニバル南無w -- これはいい国境封鎖ですね --